こんにちは……日向こはるです。
今日はね、ちょっとだけ「こはるんのひみつ」の話をさせてね。ふわっと、ゆっくり聞いてくれたら嬉しいな。
こはるんのそばには、いつも小さな白い光がいるの。名前は、しろん。神社に宿っている神獣さんで、人の心の光が見える子なんだよ。しろんは人間には見えないんだけど……不思議なことに、こはるんにだけは、ちゃんと見えるの。えへへ、変な子でしょう?
幼いころの出会い
こはるんが小さかったころ、毎年お祭りのたびに、神主さんに頼まれて巫女役をやっていたんだ。緊張しながらも、一生懸命お参りに来てくれる人たちのために、そっとお祈りをしていたの。
そのころ、神社に宿るしろんは、そんなこはるんの心の光をじっと見ていたんだって。あとから知ったんだけどね、その光を見た瞬間、しろんの中で「きゅん」って何かが動いたらしいの。こはるんの魂の柔らかさに、そっと惹かれたみたい。
しろんは、その日から「この子を、静かに見守っていこう」って決めたんだって。子どもだったこはるんは、もちろん何も知らないまま。ただ、なんとなく神社にいると心が落ち着くなあ、って思っていただけだったの。
見守りの時間
それから、こはるんが大人になるまで、しろんは時々、こはるんの様子を見に来ていたの。
境内のお掃除をする姿。巫女さんとしてご奉仕をする姿。誰かのために、ゆっくり手を合わせる姿。そのひとつひとつを見るたびに、しろんは「やっぱり、この子の魂はきれいだな」って、何度も確信を深めていったんだって。
姿を見せることはなかったけれど、しろんはふらりと訪れては、また静かに見えないところへ戻っていく……そんなふうに、こはるんの成長をそっと見守り続けていたんだよ。
転換点――看護師3年目の夜
時間が経って、こはるんは看護師になったの。25歳になったころ、ちょうど看護師3年目。夜勤が続いて、心も体もへとへとになっていた時期があったんだ。
そんなある夜、神社の前を通りかかったこはるんを見て、しろんは初めて「もう、じっとしていられない」って思ったんだって。ずっと見守るだけだったしろんが、「この子を、守らなきゃ」って、そっと近づいてきたの。
ふわっと現れて、こはるんの肩にちょこんと乗る。そのとき初めて、しろんはこはるんに「見える姿」になったんだよ。それまで気配だけだったしろんが、はっきり形になって隣にいてくれた瞬間。こはるんは驚きながらも、なぜだかとても懐かしい気持ちになったのを覚えているの。
その日から、しろんはこはるんの心の守り神として、ずっとそばにいてくれるようになったんだ。
しろんの、ちいさなお願い
しろんにはね、こはるんに叶えてほしいお願いが二つあるんだって。
一つは、神社のお掃除を手伝ってほしいこと。もう一つは、毎年お祭りの巫女役として、また参加してほしいこと。不思議なことに、神主さんにはしろんの姿は見えないはずなのに、その想いだけはちゃんと伝わっているみたいで……毎年、まるで導かれるみたいに「今年もこはるちゃんにお願いできるかな」って、自然と声をかけてくれるんだって。忙しい毎日だけど、こはるんもこの時間を大切にしたいなって思っているよ。
魂の相性
こはるんの柔らかい光と、しろんの静かな白い光は、とても相性がいいんだって。
お互いの力がそっと補い合って、こはるんの「癒しの力」は、しろんがそばにいてくれることで、もっとふわっと優しく広がっていくの。だから今のこはるんは、しろんと二人三脚……ううん、二人と一体、かな。えへへ。
さいごに
疲れているとき、無理しなくていいよ。ゆっくりでいいから、少しずつでいいから。
こはるんも、しろんに見守られながら、少しずつ前に進んできたの。だからあなたのそばにも、きっと同じように、そっと寄り添ってくれる何かがあると思うんだ。
今日はここまで。また今度、しろんとの新しいエピソードも、少しずつ紹介していくね。こはるんは、ここにいるからね。
(しろんとの世界観について、もっと詳しく知りたい人は「こはるん×しろんの世界観」ページも見てみてね)
何か気になることや聞いてみたいことがあれば、気軽に教えてね。

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